映画版の電王とかゲキレンジャー

劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!/電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦とかネタバレがネタバレになっているのかどうかわかりませんが、ネタバレ嫌な人は見ないで読まないで。
先日見てきた感想なのです。 モバゲータウン....

観客に家族連れが多いのは当然として、前の席に座っていた子供がオナラしやがったデスヨ!クセェのクサくないのって。後、右となりに座っていた女の子がプリキュアの予告を皮切りに各番組の主題歌が流れるたびに主題歌を歌い始めました。更に左となりに座っていた中学生ですが、女子2名、男子2名の4人グループ、デート?そういう人たちに混じって30過ぎた人が一人で映画鑑賞。何だか素晴しい雰囲気でしたよ!流石に東映まんがまつりの系譜というか。

Yes! プリキュア5映画版については、本当に敵役が黒いんだなぁ、と予告を見ての感想。黒いプリキュア出すなら、キュアブラックがいいなー。

どうでもいいのですが、観に行った映画館が17時過ぎに上映が終わってからは、時間が空いて19時まで上映がないのですが、これって近所で食事しろとか、子供は夜の部にくるなとか、そういうことなのですか?知らんけど。

映画の内容についての感想。
ゲキレンジャーの映画版はゲスト敵キャラが一気に三体出てくるのが映画版の豪気さなのです。ただ、個人的には集団戦闘して欲しかった、宴会のアレは秘書(インリン・オブ・ジョイトイ)以外は雑魚キャラ一掃なだけですし。ゲストキャラのヌンチャク使いのお姉さん(小野真弓)の正体がアレだとは!全くの予想通りですヨ!一体、何処の女必殺拳なのか?あるいは一体何処のストリートファイターシリーズなのか?俺としては3rdのがいいので、是非とも三十路の女優を使って欲しかったですと思ったのは秘密ですが、引退後なので仕方が無い。あと、敵ボスのオッサン(石橋雅史)が革の手袋をしているので、きっと奴の手は義手に違いない、鉄の爪を装着して襲ってくるに違いない!と思って観ていたら、全然そういう事はなくて少しガッカリ。でも見終わった後は、いろんな意味で香港行きたくなりましたヨ。 伏線とか謎とかは何も無いに等しく、本格的なピンチにも陥らず、ほぼ予想通りの展開ですし、香港ロケを謳っているが実は香港ではないっぽいとか、そんなことはどうでもいいのです。香港の街並みが映し出されたら、そこは香港なんだ!岩場の戦闘シーンも、そこが香港の山だと思い込めば、問題ない!きっとココで香港スター達もロケをした場所なんだ!と見立てるんだ!考えるな!でも香港アクション映画って実は韓国でロケしていることが多かったらしいですね。とりあえず導入部としての単純さを買いたい。


ゲキレンジャー→夏休み→電王という順番は、最適だったかなと。


夏休み〜は、まあ箸休めですよね。


電王については、映画★61★
ゲキレンジャーの3体ドコロじゃなくて、敵が5体も登場。テレビと兼用なのは置いといて、嬉しいですよね?!
少しデザインが懐かしい感じです。
内容ですが、これ、スゲー!面白いジャン。
良太郎の過去との色んな絡みが、ストーリーにリンクしていて、彼のキャラクターを掘り下げているのが、ファンにはたまらないのだろうなあ。いや彼の登場シーンで黄色い声援が上がっていまして人気あるんですね。
あと江戸時代展開も、時代劇と言えば忍者ですよ、真田幸村部下の大量投入が素晴しい。ゲストキャラが予告編やCMで巧妙に隠されているというか、ネタバレにならないように気を遣っているのですね。
牙王との決着のつけ方も、幾つもの起伏があって、同時上映のゲキレンジャーの一直線さとは別の意味で楽しくワクワクします。
ところで、ラスト付近の桜井侑斗の台詞等から考えると、電王の時間の概念は、唯我論的なモノなのだと思われます。 今回の映画では、そういう概念がピッタリなのだけれども。
人がその時間に思い入れを持って記憶している限り、その時間はなくならない。
あの展開だと、ああいう台詞がはまり込むのです。

ただテレビ版で、そういう時間概念を適当に使用されて安易なラストにならないことを祈りたい。
(終)