日本で公開された韓国アニメ作品は？ - 黒熊のよちよち無料相談質屋

先月発売されたアニメージュオリジナルVol.6
http://animage.jp/new/col_news_amori.htmlに
「知られざる韓国アニメの黎明期　――シネマコリア2009レポート」
という記事が掲載されています。
この記事では、昨年名古屋で行われた「少年勇者ギルドン」（シン・ドンホン）と「ロボットテコンV」（キム・チョンギ、そういえば前号は金田伊功特集だったがキム・チョンギのテコンＶやサンダーＡなどには金田アニメの影響があるよね！）の上映について書かれているのですが、そこで韓国オリジナル作品が観れる機会は貴重であるといった事が書かれていて、そういえば上記に作品を除いて日本で公開された韓国アニメ作品って何があるかなあと適当に思い出してみるという日記を以下、書きます。

日本で見れた韓国アニメって何があるんだっけ？と思い、思い出してみると、まずは、「宇宙まぼろし城」がテレビスペシャルで放送されたのが最初か？日本でおそらく初めてＴＶ放送された韓国アニメ「宇宙まぼろし城」十五少年漂流記を元にしたＳＦ宇宙冒険アニメで、日本でもビデオが発売された。ある少年が宇宙船の発射ボタンを押してしまい、宇宙を漂流することになる少年達。服のデザインがゴーダムのゴワッパー５そのままだったなあ・・・。
なぜか、ネットで検索すると、中国アニメとして言及されているページが多いのですけど。
ただ、例えばここhttp://www.altasia.org/monsoon3/cine99_231.htmではソウルアニメーションセンターの催しが紹介されていて、そこで国産アニメとして<15少年宇宙漂流記>（宇宙まぼろし城の元タイトル）が挙げられており韓国製で正しいのでは？　とも思います。
（追記）
韓国のアニメ制作会社ソンウ・エンターテイメントのHPに過去政策タイトルとして紹介されていました。
http://www.sunwoo.com/
韓国でやっぱり正しいですね。

次に思い出すのは、衛星アニメ劇場の「2020年宇宙のワンダーキティ」だが、実は日本放送バージョンを観ていないので、記憶には、トランスフォーマーのマトリックスのデザインが流用されていたり、装甲騎兵ボトムズのバララント兵っぽい軍服が出てくるくらいしか残っていないよ！
衛星アニメ劇場では、「虹の戦記イリス」や「装甲救助部隊レストル」を見ていた。イリスで印象に残っているのは、死んだキャラクターの葬式というか納骨シーン。あと微妙にタツノコ風味の敵ロボット。最終回のどんでん返し。制作の大元動画って、日本アニメの下請けもしていて、昔アニメージュで特集があったなあ。若手アニメーターとして紹介されてい林さんは、後程「無敵鉄人ランポート」というロボットアニメの監督になっていた。雰囲気が東映動画っぽい作品でした。大元動画は韓国版のニュータイプを発行してたと思う。少年チャンプもここ発行。http://www.dwci.co.kr/
同じく衛星アニメ劇場で放送された韓国アニメ、ソウルムービーの「装甲救助部隊レストル」。個人的な印象ですが、ゲームの達人がロボットに搭乗することになる導入エピソードや、メカデザインに、メガゾーン２３Ⅲの影響があると思うんです。デザインがオリジナルガーランドっぽい気がする。まあ、根拠はありませんが。
あとテレビ放送された韓国アニメだとテレビ東京放送の「幻影闘士バストフレモン」や「ランディム」（ＲＵＮ＝ＤＩＭ）。ランディムは日本版ロゴや台詞回しがなんとなく、富野監督っぽい。いや、本当になんとなく。ランディムは劇場版の情報があったんですが、公開されたんでしょうか？