◆□萌えの死角◆□
- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: コミック
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今市子のエッセイ漫画。
全体的な感想としては、自分の好みの話だけで一冊読ませてしまう、今市子の才能が素晴らしい。リスペクト。
そんなに派手に笑えたりする漫画じゃないですが、面白かった。
という話とは別に、ちょっと今市子、わかってねえなあ、と思うのが、P24のX-MEN2について触れているくだり、
ストームの身体の線が隠れた衣装なので、
「もはや悪意すら感じます! もったいないおばけがでるぞ」
とぼやいているのですけど、それの方がいいに決まってるじゃん。
あんた、分かっていないよ!
こういうことを言うのはマイノリティーなのかもしれませんが、
不自然に身体を露出させる衣装よりよっぽどいい。
むしろ、隠した方がエロい。
別の映画の話でホモ関係はほのめかす程度の方がおいしいといった口で、
なんで彼女は身体のラインが隠れたほうがエロいという可能性に思い至らないのか。
肝心なことを、今市子、わかってない。
・・・と、先日、東方あたりが好きな20代の男子に、
「女の身体は隠した方が、エロスに溢れ萌える」
と主張したら、
「ふーん、そういう感じ方もあるんですねー」
と軽く流された!
バカー!
お前のような若造に、女性の身体がエロスな瞬間がわかるものかー!
と思いました。はい。
今市子も、そういう感じで、身体の性的なイメージを隠蔽するような衣装の方が、
エロイということを勉強していただきたい。
(と書いていて思ったけど、俺、偉そうダー! 念のために言っておきますが、今市子先生大ファンですよ!)
個人的には東映アニメの魔女っ子シリーズでは、
どれみの魔女服が一番エロいと思います。