強いね。

午後のハレンチティータイム

午後のハレンチティータイム

この本の面白いところはあけすけに性について、というかシモネタを女二人が語っている様子をエッセイ風に漫画化しているところにあるのだけど。話されていることが事実かどうか別にして。でもそれだけじゃない。
もっと深読みすると、ここで語られていることが、登場人物(それらに仮託された作者)の思い込みや偏見を語っているだけではないかと思えるときであるのですよ。例えば、AVの取材に行く前に、何も予習とかしていない感じとか。でも語り口が面白くてつい読んでしまえるし、根拠のアヤフヤな実感だけを根拠に漫画という形で世に問える作者の才能がねたましい。誉め言葉としてねたましい。

フラ夫婦 (akita essay collection)

フラ夫婦 (akita essay collection)

フランス人を夫にした人のエッセイ漫画ですがメガネっ娘の奥さんが萌えませんか。