ToLOVEるはララのドレスフォーム。

■「あんた今まで、そんな事を一生の勲章として生きてきたのか?」


ところで、ToLOVEるというコミックスについては、週刊少年ジャンプ掲載時から乳首が加筆修正されている為に、年頃の女性キャラの裸体への欲望というか性欲というかストレートな反応が多いように思えます。確かに、そういったある意味ストレートにエロい表現であればこその作品人気なのだと思うのですが、みんな乳首乳首と言及していて、乳首増加修正万歳! という感想が多くてそれ以外の意見があまり見当たらない気がします。
もちろん、同様の感想を抱いている人もいると思うのですが、ToLOVEるで自分が感じるエロスのひとつを軽く書いてみます。ある意味、今頃何を書いているんだ、という内容ですが。

一言で言えば、ララ・サタリン・デビルークがドレスフォームを着ている状態が一番エロいです。ドレスフォームの形状自体の可愛さやエロさや色っぽさ艶さについては、例えば昨年発売されたフィギュアに関連して語られていたので読んだ方も多いと思いますが。そもそも身体の線にぴったりと張り付いたデザインのコスチュームで、そのまま身体のラインが表れているものだけに、ストレートな意味でも色っぽいと思います。乳首の所為で陰に隠れてしまいそうですが、そう思っている人も多いでしょう。デザイン自体で自分がかわいいと思うのは胸元と腰近辺のデザインです。ネクタイっぽい意匠と、腰元を覆うフリフリした二重のフリルが素晴らしいです。エロさは、繰り返しですが身体のラインそのままのぴっちり感覚。太ももの付け根の色が黒くなっているのも、色っぽい以上にフェティッシュな感覚を刺激します。そしてフリルが生み出す、ちらリズム。単純に身体のラインを出すだけでなく、少し隠す部分があるのが、実はレベルが高い計算し尽くされたデザインの所以だと思います。可愛さ以外にも、股間や太もも部分を何も遮るものがないよりは、想像する部分があるほうが、良いと思います。隠された部分の方がエロいのです。フェティッシュといえば、首から下を全て覆っているのもポイントが高いと思います。脚も、足元も、腕も、指先まで、ドレスフォームに包まれているわけですから。そして、実はララの身体を覆っているのはペケな訳ですが。ララの全裸をドレスフォーム=独立した別のキャラクターが直接覆っている状態それ自体もエロいです。触手が美女の身体をぬるぬる覆う程には直接的なエロではないでしょうが、それでも全裸を直接別の存在が覆っているわけですよ、かなりのエロさを感じます。生まれ変わるなら、俺はペケになりたいですよ。あと帽子こそ被っていますが、顔が、ちゃんと見えるのが、俺にとっては良いのです。もちろん、顔を隠すことで、普段以上に身体自体のエロさが浮立つ、という事は多いと思います。例ですが、けっこう仮面なんか、まさにそれですよね。けっこう仮面ほど極端でなくても、マスクヒロインにもそういう傾向があるような気もします。顔を隠すことで、その人物のキャラクターが消え去る/ぼやかされる事で、身体の物質的な造形が強調されるのでしょう。実写系エロメディアなんかでも、そうした効果を狙って全頭マスクを使用している場合も見かけることがありますよね。ただ、そうした効果を踏まえた上でも、自分の個人的な嗜好としては、以下の理由で、顔が見えた方が良いのです。まず単純にビジュアル面で顔が見えた方が良いのです、顔自体がかもし出す女性のエロさとか占める割合が大きいです。表情がはっきり見える方が良い、というか顔が見えないと、そのときの感情や気持ちがはっきりと分からないので、安心出来ないののかも知れません。それと、散々コスチュームの良さを述べてきてアレですが、記号的な萌えというか、例えば身体に密着したコスチュームだから云々と言った理由で、確かに艶っぽさを感じるものの、どうしても部分的な意匠だけではエロさは薄いというか、少なくとも、ララのドレスフォームがエロいのは、ララというキャラクター込みだと思います。あの天真爛漫なキャラが着てこそのコスチュームだと思うわけです。
単純な言い方を言えば、ララが好きということなんですけど。ただ、制服姿や全裸より、上記の理由からドレスフォームの方が最大効率なのだということです。理由になっているのかどうか分かりませんが。

それと、少し前にヤッターマンがリメイクされましたが事前情報から期待したほどドロンジョ様に色っぽさを感じなかったのです。いくら、へそ出しコスチュームになっても、色っぽさを感じないのは仕方がなかったのです。最初の方はあんなに色っぽく感じたのに。これって、結局コスチュームが色っぽくてもキャラがそれに伴わないとダメなんだなと、自分的に、そう思ったのです。いや話がそれてしまいましたが。

あと、エロ系感想ばかりではなくて、ToLOVEるという作品はギャグマンガ、ラブコメとしても楽しいです。それらの要素を評価していらっしゃる方も多いので、念のため付け加えておきます。俺も、もともと、そういう要素から読み始めた人なので。俺もエロい、エロいとばかり思っているわけじゃないのです。

つうか、風邪でボロボロになって一日中部屋で休んでいるのに、何書いているんだ俺。

■食べられますか?
知人が日記で紹介していたのですが。
http://www.brokenself.com/
(途中)