夏コミから59日目になりました。2ケ月は長いのか短いのか?

―――――――――――――――――――――――――――――――――
こはるびより
DVDーRに録画したのを見た。意外と面白いと思ったんですが。べたべたな感じとかキャラつくりとか。何でだろう?何で俺はこのアニメを観て面白いと思うのだろう?と何度も考えてみたら、結局ベタな感じが大好きだったのです。お店の主人のアレとか。メイドロボが実はああいう性格だとか。

/////昨日夢で見たと思っていたゲゲゲの鬼太郎への恐竜出演は、現実だったらしい。というか、見ましたよ!ああ、ああいう理由で恐竜化していたのですねー。同じキャラを何度も出演させなければならんから大変ですねー。うわー。


◆終わってしまった・・・。
今頃なんですが。SDガンダム武者番長風雲録第四巻、この最終巻までやはり熱かったですよ。だから、ガンダムSEEDガンダム00のキャラクターも最後には拳で決着をつければ誰も文句言わないんだって(無理)。

龍之介が強くなったのが嬉しい。
あとママさんの出番が少なかったのは寂しい。


メカビ ’07年秋号 (2007) (講談社MOOK)の腐男子宣言のメモ

(書きかけ途中です)

覚書ー。

メカビ 2007年秋号 (講談社 Mook)

メカビ 2007年秋号 (講談社 Mook)

P105に掲載されている、コラム「腐男子宣言」三平×2(アニメ会)。
前にも述べましたが、自分はそうでなくても腐男子に興味があったので関心を持って読んだのですが、何となく違和感というかすっきりしない感じがする、その理由について考えて見ます。

結論から言えば、このコラムにおける”腐男子”というモノがなんなのかの定義がないままにコラムが書き進められているので、読んでいる途中で混乱するのです。一般的に腐男子と聞いて思い浮かべるモノでないからと言っても良いかも知れません。コラム自体は短いので仕方ないのかもしれませんが。

文中にはっきりとした定義はない中で、以下は自分の推測ですが、執筆者の言う腐男子とはなんなのかを考えてみる。
コラムで述べられているのは腐男子一般というよりは執筆者の二次元男子キャラへの萌え方であり、例で挙げられているカードキャプターさくら李小狼については、”男性キャラでも可愛いものはかわいい”とキャラ萌えが主でした。これはショタを含んでいると思います。自分は二次元ショタと、BL(ボーイズラブ)、やおいは互いに全て違うモノとして区別して考えているので、最初にここで混乱しました。*1
ただ、執筆者はやおい系同人誌もかなり好きだそうで、それ等について言及する際にも”腐男子として”コメントを述べていますし、そうした執筆者の他の言説などを合わせて考えるとやおいも含んで、腐男子の定義としては、
「アニメキャラ等について男性キャラであっても可愛いキャラを愛でたりカップリングについて妄想して萌える嗜好を持つ男性」
と言ったところでしょうか。カップリングといった関係性よりも単体キャラ萌えが強調されているような気がしました。少なくともオリジナルキャラによるBLについては執筆者が言及したケースを知らないので判断は出来ないのですが、コラムでは執筆者は上記のような定義を元に”腐男子宣言”をしているように思えます。
そもそも腐男子という言葉の元となった腐女子という言葉については、例えば、ユリイカ腐女子マンガ大系

ユリイカ2007年6月臨時増刊号 総特集=腐女子マンガ大系

ユリイカ2007年6月臨時増刊号 総特集=腐女子マンガ大系

における定義ではBL、やおい、ショタは別のものとして定義されていて、非常に大まかに言えば腐女子とは”BL好きの女性”として語られているように読めるわけです。別にユリイカの定義が正しいとは限りませんが*2腐男子はしばしば腐女子の男性版であると理解される場合が多いと思いますし、少なくとも腐女子にはショタは含まれないと思います。しかし「腐男子宣言」では執筆者の嗜好もあるのでしょうがショタ系が含まれる様に読めてしまいます。

執筆者は8年前に李小狼が可愛いと明言したのだと述べていますが、可愛い男性キャラクターを愛でる・に萌えるという行為にはショタという言葉があるので、別に腐男子という言い方ではなく「自分はショタ好きだ」と言っても良いのではと思います。

男性でも例えば女装少年について「可愛ければ男性キャラでも良い」といった発言はよく見かけるのですが、こうした発言をする男性を腐男子と称する事はあまりないのではと思います。キャラクター単体については男性が男性キャラに萌えていても腐男子という言い方は違うのではないでしょうか。ショタ好き、ロリショタ好き(女の子っぽい意味で可愛い男の子好き)な人と腐男子を同じというのは勿論違うはずです。

が、コラムではその区別をしているのかしていないのか曖昧なので読んでいると混乱するわけですね。

それに腐男子の言説としては、カップリングなどのキャラクターの関係性についての言及があまりないのですが、どうなのだろうか。執筆者がどういったカップリングに萌えるのか不明瞭なのはとても残念です。例えば小狼や三橋に相応しいカップリングは誰なのか?どんな関係が良いのか?×や/で言えば前後どっち?なのか。そこマデ書いて初めて執筆者の言う腐男子の嗜好が分かるのではと思ったので少し残念。

むしろ、コラムを読んだ限りでは個人的には、実は、もしかすると三平×2氏のいう腐男子とはショタ好き、あるいは、ロリショタ属性のことで腐男子いう言い方は正確・適切ではないのではないか?と疑問も出てくるのですが。

まあペット好きと獣姦好きは違うというくだりと二次元嗜好と三次元のリアルなゲイは違うんだというくだりは、とても共感できます。コラムで触れられたように、ライブ後に「三平さんってゲイなんですか」という質問をした人の中にはリアルで三平×2氏に萌えるゲイの人が何人かいたような気がするという妄想。ゲイでも腐男子でもないが、こういう妄想は俺でもしますよ?


ところで、ショタ好きの男性の皆様にとっては、腐男子と呼ばれることは違和感や問題ないのか?という疑問は残ります。あと、ショタ好きを腐男子と呼んでいる例が実はあるのかどうか。

ぜひともですね、次回以降で詳細な腐男子やロリショタ、女装少年などの特集をメカビには行って欲しいものです。

◆吉祥寺アニメーション映画祭
昨日も書いたのですが、第三回吉祥寺アニメーション映画祭の受賞結果が竹熊健太郎氏のブログ:たけくまメモ http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/ に掲載されておりました。まあ、結果は会場にいたので自分は分かっておりますが、ご興味のある方はどうぞ御覧下さい。もう一度大画面で見たい作品も多いですよ。
そして、やはり伊勢田監督の衝撃は大きかったようで、受賞作ではないにもかかわらず、ラブコメッサーは大きく紹介されております。彼が受けたショックの大きさがわかろうというもので、伊勢田ファンとしては一人でも多くの人に知ってもらえて嬉しいですヨ?やっぱり。ああ、竹熊氏に自分の持っている伊勢田作品を全部無理矢理送り付けたい誘惑に駆られます。

*1:個人的な区別としてはかなり簡単に述べれば、ショタ=可愛い男性キャラ萌え、やおい=男性キャラ同士の恋を描く主に女性向け二次創作、BL=男性キャラ同士の恋愛を描く創作物

*2:はてなキーワード腐男子ではBLとやおい好き男性と読める