キミキス最終回

キミキスのアニメ版最終回について。

よかったんじゃない? という全体的な感想。
でも、やはり女の子が物分りが良すぎて、ストレスがたまらずに視聴出来るところがいいですよね!

このアニメを叩いていた人は結構いるそうですけれど。

そういう人たちの好みはなんなのか。
自分の感情移入出来る個性のない主人公が、
なんだか理由はないけど、多くの女性に囲まれてモテモテうはうはしちゃうシチュエーションが好きだったので、
キミキスも、そんな展開になるのを望んでいたのでしょうかぁ?

女性向けコンテンツで一大勢力を誇るBL系やおい系コンテンツでは、
異性同士のセクシャルな関係性を愛しむという消費を行っているのですが、
キミキスのアニメ版を見ていて、なんだかBL・やおい系コンテンツを思い出したのですよ。
このアニメって、つまりは色んな登場人物の恋愛模様・好き好かれ関係を何組かのカップルで描いているわけで、
失恋するキャラと、カップル成立するキャラがそれぞれ分かれるんですけど。
その楽しみ方としては、
本当は好きなんだけど、色んな障害を乗り越えて、やっとお互いに好きだと認め合うまでの、
関係の推移を見て、自分の好きなキャラの恋愛が上手くいったりいかなかったり、
そんなやきもきしたものを感じて楽しむわけですよ。
恋愛関係を客観視して楽しむというところでは、BL・やおい系コンテンツと似ているのかな? と漠然を思ってました。*1
どうも男性向けでは、自分が主役に自己投影できる作品でないと人気が出ないのかも?と思ってしまう。

ヒロインが好きな/好かれる男性キャラが複数になると、混乱するのかも。

何となく終わり。

*1:もちろん、男性向けでも関係そのものや男性の読み手が女性に感情移入して楽しむ消費方法、BL・やおい系コンテンツでも各キャラに自己投影する楽しみ方があるのは聞いていますけど