あれ?ゲゲゲの鬼太郎だと思ったら恐竜キング放送しているよ?

エンディングも新しいものになっていましたが、今週からですか?


さて、
昨日10月13日(土)ですが、吉祥寺アニメーション映画祭というイベントに行ってまいりました。
http://www.kichifes.jp/wonderland/event/filmfestival.html
所謂アート系アニメーションが沢山上映されました。定義としては、アート系というのがしっくりだと思います。非常に見応えのある映画祭です。
画面から受けるインパクトや”独りよがり”な表現(自分は作り手の主観などが滲み出ている作品が好きです、なので誉め言葉です)に、画面に引き込まれます。中には眠くなる作品も無かったわけではないのですが。

その中で異彩(俺主観)を放っていたのが、

恋戦士ラブコメッサー/伊勢田勝行
地球上のカップルを引き裂き子孫を減らして人類滅亡を企むフリソデビルの魔の手から子孫繁栄に寄る世界平和を守るキューピッチより選ばれたカップル:あかしとしのぶが恋愛戦士ラブコメッサーへと恋愛(変身ではない)し、恋魔を倒して行くラブコメヒーロー作品。

そうです!伊勢田監督のラブコメッサーが何と一発ギャグアニメ部門ノミネート作品として上映されたのですYO!

伊勢田監督といえば、コミケなどでも作品を頒布しているので知っている方も多いと思いますが、原作から製作まで全て一人で大量のアニメを作り続ける、ある意味天才といって良い作家さんです。
俺、ファンなので。
今回は30分以上の作品を5分に編集して上映したのですが、それでも伊勢田色は薄まる事無く、伝わったのだと思います。

そして、一発ギャグアニメ部門ノミネート作品の大賞受賞こそ逃したものの、
審査委員長の竹熊健太郎氏からは、
・とにかく衝撃を受けた
・ギャグ部門で大賞にすべきか悩んだが、これを受賞させると終わってしまう(作家か映画祭かは不明)のでやめた
など、ラブコメッサーのインパクトについて語っていらっしゃいました。

他の作品についても、他の審査員である氷川竜介氏や津堅信之氏、櫻井晋氏、STUDIO4℃の方などのコメントも技術的な作り方や受賞の理由など、興味深いものがあった。

なお、一発ギャグアニメ部門ノミネート作品の大賞は、将棋アワーという作品で、審査員の方の解説では長めの尺がギャグになっているとのこと。いや、これは面白かったです。
ここ↓が作者の青木純氏のHPですが、ここで作品が見れるみたいです。
http://www.aokijun.net/index.html

来年も行きたいものですよ。