腐女子研究に必須の本!!   (ウソ)

ああだめだ自爆してしまった。

僕たちの気になる腐女子 (OAK MOOK 165)

僕たちの気になる腐女子 (OAK MOOK 165)

去年の本だが、今頃しかも定価で買うという買い方をしてしまった。

ただ、後悔はしていない。
まだ在庫のある書店で見かけて改めて立ち読みしてみると、本の最初の方に書かれている腐女子の定義や歴史に関する部分から考えて、これはトンデモ本としてはそれなりのレベルであろうと思われました。
主題に詳しくない人物が自信たっぷりに自説を展開します。
微妙な外し方も大きく空振りしたところも沢山ある予感に購入を決意しました。

だって、腐女子という言葉が70年代から存在したと主張する根拠は、女性による同人誌があったからという危ういエヴィデンスのみ、更に論拠はそうした同人誌があるから当時も腐女子は居たのだというもの。
仮に今で言う腐女子にあたる女性が当時存在していたとしても、当然ながら腐女子という言葉が存在した証明にはならない。
その他色んな点で論理展開が破綻しているので何を言っているのか読み取るのに苦労しました。

また、書き手の基礎知識の無さも相当なもので、腐女子の起源は雑誌「comicJUN」にあると、何処からか聞きかじった知識を紹介しているのですけれども、この雑誌はJUNEの前身であることから、ボーイズラブの起源の話と腐女子の起源の話を混同しているようです。
また腐女子という言葉がパソコン通信で80年代に生まれたという説も展開しているが、これが間違いだと断定は出来ないものの、おそらく萌えという言葉が生まれた経緯に関する議論と勘違いしていると思われます。

ホンの数ページ読んだだけで、これだけツッコミどころが多いので、読み進めるのが楽しみです。

ああ、何故発売時にちゃんと買わなかったのだ、俺はバカではないか。

最近は写真週刊誌までオタク系ライターの方が執筆しているので、オタクを勘違いした記事は全体的に減っています。
でも、こうした勘違いされたオタクの本が出るということは、まだ鉱脈はあるのだとある意味安心。


◆今後のプリキュア5予想
①「きらりん☆レボリューション」やハム太郎マイメロのように3Dアニメ化、「ねこむすめだニャン」3Dアニメと一緒にアニメコンプレックス的な番組化。
②ミュージカルを経て実写化TVドラマで、ココとナッツは、ヌイグルミが職人芸で何かが乗り移ったように動き回り、話題に。
③ココとナッツを中心にスピンアウト、ナッツハウスに巻き起こるどたばた騒動をまったり描く、なお5人+αはプリキュアに変身せず、なんとなく関わるだけの存在に。
④鳥類の次は、爬虫類。あ、カエルは既に居た。

今期がゴーゴーなのに何故6人なのかは、ゴーゴー仮面ライダーに登場する仮面ライダーが5人でないのと同様。
あるいは、 赤、緑、ピンクと微妙な組み合わせで、あ、それはZ−SQUADではないか、、、、