夏のコミケから２９日もたちました。
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◆そして、ツンデレ、についても考えねばならない
思いつきですが、ツンデレ萌えってシューティングゲームをプレイすることに似ていないかというアレ。
皆さん、ツンデレというと、どういう状態を考えるだろうか？
ツンツンには大まかに言って、無口で非社交的なタイプと、プライドが高くて活発なタイプの２通りが存在する。
上記ははてなキーワードからの引用であるが、wikipediaの定義だと詳しすぎるような気もするし、多岐に渡るのでこっちを引用してみたのですが、ツンは、いずれにしても、別にツンデレは女性に限らないのであるが、上記のタイプを女性に当てはめて想像してみると、非常にコミュニケーションの苦手なタイプであるような気がする。あるいは、自分の心を守るために過剰に防御しているようなタイプを想像するのだが、いかがであろうか？
なんにしても、ツンの状態にある人物は、非常に扱いづらく付き合いづらいタイプであるように感じられるのである。ツンの状態は辛さを強要する。いくら後でデレになるといって、どうして、こういうツンな状態のキャラクターが好まれるのか？非常に不思議でならない。
正直、世間様では、こういう議論は既に通過してしまって、ツンデレという分野というかキャラクター属性というか、もうこういうキャラの存在を前提にしているのであるが、流行に疎い自分は未だにツンデレを好む人たちが何故いるのか？という根源的な問いかけから前に進めないでいる。そのようなわけで、デレツン、クーデレ、ヤンデレとさまざまな亜種の存在にまでは考えも及ばないのである。
ツンデレ愛好家の意見としては、
ツン⇔デレのギャップが良い、というのが一般的なモノだと解釈しているのだが、
ギャップが良いとはどういうことなのであろうか？
想像するに、あるキャラクターが自己を投影できるようなキャラクター（主に主人公になるのだろうか）に対し、何らかの事情で当初ツンツンしていたのが、展開が進んで行くに従い、次第にデレの状態になるような状況に関して萌えるということなのか？
WIKIPEDIAでは支配欲、被支配欲を感じ満足する状態であるということであるが、これを自分で理解するように補助線を引くとすれば、どういうものがあるのだろうか？
うーん、何となく思いついただけなのだが、
これってシューティングゲームに置き換えれば、最初は敵の弾幕が激しくて直ぐ死ぬステージが、攻略を進めていくことで、弾除けにも慣れ、更に稼ぎに入って、それまで自キャラの進行を妨げていた敵キャラや弾幕が稼ぎの材料になっていく、とこういう状態に似ているのだろうか？
この例だと、変わってしまったのは自分の方であり、ツンデレキャラクターが変遷するのとは違うようにも思える。
だが、それまで自分に厳しく辛かったモノが、あるキッカケで自分にやさしさやらなんやらの利益を与えてくれる存在に変わる、とすれば、それまでの辛い状態＝ツンから、デレへの変遷するということで、理解出来ないだろうか。
シューティングゲームをプレイする人なら判るだろうが、シューティングゲームとは一種の苦行である。
修行僧のような心境になり、各ステージを攻略していく様は、ゲーム製作者に教調されている様で、なんとなくマゾっぽい部分もある。これはある意味ゲームに支配されたような状態である。被支配欲を満たすものであろう。
逆に課題をクリアして攻略を進め製作者の挑戦をねじ伏せていくのは征服欲を満たすものであり、場合によっては製作者の思いも寄らないプレイスタイルで攻略する事もしばしばある訳であり、これは支配欲を満たすものである。
まあ、ウィキペディアの既述を前提に上記議論にそって考えてみれば、ツンデレとシューティングゲーム攻略の類似点に気付いてもらえるかもしれんバイ（？）。
ツンデレを好む心象とシューティングゲームを攻略するのは、実は類似した行動なのである。最近はシューティングゲームが廃れているといわれて久しいが、従来シューティングゲームを好んでプレイしていた人種は、今ではツンデレに萌えているのである。
そういえば、自分の知人にも、かつてシューターだった人物が今では、
「つよきす、をPLAYするのは人類の義務ですよ！」と力説するようになった例に遭遇したことがあるのだった。
そして、少しだけ飛躍すれば、ヤンデレに萌えるのは、クソゲーを完全攻略した時の感情に似ているんではないか？
例えば自分の知人にデスクリムゾンをノーミスクリアした人物がいるのである*1が、ご存知の様にあのゲームは世界観が狂っていると同時に、ゲームとしての完成度なども狂いまくっている。ゲームとしては非常に病んだゲームなのであるが、あれを愛してノーミスクリアを出来る彼の情熱は、病んでる人を愛してしまった、あるいはゲームを愛してしまった故に自らも病んでしまったといえるのではないだろうか、そしてそれはヤンデレにつながらないだろうか？
・・・と、３分前に思いつきましたので、とりあえず書いてみる。
え？何か勘違いしていますか？
やっぱり、そうだと思いましたが。
*1:実は攻略方法を教えてもらえば誰でも一応ノーミスは可能だが、その方法によるノーミスクリアには非常に忍耐と時間とが要求される
