深海魚族(=おたく族)


■メモ「深海魚族」
「深海魚族」とは、80年代に「おたく族」の別称として使われていた名称なのだそうです。「おたく」と、”族”である集団を呼称する事自体が〜80年代の使い方で(タケノコ族とか夕暮れ族だとか色々あったなあ)、オタクであれば、単に、ヲタク、おたく、をたくという使い方が定着した今から見ると違和感を感じます。
族は、今で言えば、渋谷系だとかアキバ系だとかの”系”に近いのかも?

「深海魚族」は部屋に引きこもり友達づきあいをあまりせず、PC、家庭用据置ゲーム、シンセサイザーなどに熱中する人たちということで、まあ確かに今のオタクと重なる部分があるような印象もありますけど。
この言葉は「ネクラ」の後継語でもあったとのことです。

なんでも「時代を読む事典」という80年代の流行語を集めた本に掲載されているらしいのです(未読)。

この言葉、覚えている方いますか? 自分は全く記憶に無いのですけど。


なお、「深海魚族」(邦光史郎毎日新聞社)という推理小説?があったそうですが、内容が関係しているのかは不明です。



初音ミクのアンソロジー

初音ミクアンソロジーコミック 1 (CR COMICS DX)

初音ミクアンソロジーコミック 1 (CR COMICS DX)

もう2巻が出た後で今頃読むのが、当ブログのクオリティー
初音ミクというキャラクターだから仕方がないのかもしれないが、描かれている世界のバリエーションがなんというか、画一的な感じ。でも、それぞれの作品にはモチロン個性はあるので面白かった、まあアンソロジーとしてはぶっ飛んだ解釈のキャラばかりだと困るのか。
以下、作家別に感想を述べると、
仏さんじょ:いい意味で安っぽいバカパロディ作品、何で刑事なのか全く分からないところも含め素晴らしい。
うたたねひろゆき:ページも短いがプロットがキャラクターの性格を正面から描いていてまとまり良く読めた。
森崎くるみ:最後のオチが良かった。
湖西晶:一ページ展開が以下にも同人誌パロディ作品っぽい印象だったが描き下ろしなのか。
・神吉:意外と少なかったがレンのネタでの一本、でも主人公はミクでまとまっていて何か良い。
・カネコマサル:収録作品の中では一番キャラの飛躍のさせ方が面白かった。
ますやまけいヤンデレなミクが面白いかも。
・田仲康二:ソフト持っていないからか、ごめんなさい、オチの意図が・・・。
神堂あらし:壊れたミクが良かった。
袴田めら:東京は怖いですよね!?
愁☆一樹:3人仲良くていいな。
みずなともみ:リリカル。こういう雰囲気いいです。
・七丸市:キャラの飛躍のさせ方が二番目に素晴らしい。
・ユーキ:ツンデレーン。
・現籠間王鍵、ユーゴ:ボーカロイドと結婚出来ないのは確かにオカシイ。
・タカヒコ、ユーゴ:愛=ネギ。オチが個人的には一番強烈だった。
・KEI:ほんと、ヒドいw