たたんたん

あー感想。

メイドいんジャパン 1 (チャンピオンREDコミックス)

メイドいんジャパン 1 (チャンピオンREDコミックス)

宇垣まとめは確かによいツンデレです。

少年が女装してメイドになって父親がメイドになるために失踪したお嬢様のメイドとして仕えるというのがざっくりとした内容だが、展開については他の紹介など読んでもらうとして、個人的には主人公が女装して通う九段下メイド学園の教師である近衛文先生が非常にキモちわるくて素晴らしい。
特に目の焦点のあわなさ加減がよろしい。
レズで「男が乙女の裸をみるのは犯罪だが女が乙女の裸を見るのは権利だ!!」と公言する変態で萌える。
ツンデレのヒロインは確かに萌えますが、少し定型過ぎるので、こういう変化球のキャラクターに目が行く。
実習で乙女に成人向オムツをあてがわせたり、ドサクサ紛れに女子生徒の生乳をもんでいたりするコマが良かった。

好き!好き!!近衛文先生。

二番目は南雲さん(P127)。

洋6K2南向き (ミリオンコミックス Hertz Series)

洋6K2南向き (ミリオンコミックス Hertz Series)

ざっくり言えば、凄く絵の印象が、さっぱり感。
短編集だが各登場キャラクターが各季節を経て一冊で連関している。最初の短編の傘にかんする台詞がラストにつながっていて、気持ちいい。
表題作の「洋6K2南向き」は最後に収録されている短編ですが、こういう意地の張り合いシチュエーションは、ムズムズしてよろしい。素直になれ、とこころで呟きながら読めます。
あと、「つがるゆき」の高校生のバカさ描写が楽しい。
絵だけじゃなくて、話もさっぱりした印象が強かった。

白猫 (GUSH COMICS)

白猫 (GUSH COMICS)

絵が児童ポルノの規制対象になったら確実に引っかかるな、この本。

・白猫〜猫っぽいな、たしかに。猫と看護士が可愛いです。

・スィートデイズ〜再会した幼馴染の友人の立場が無い。甘えん坊なキャラが好きな人は、こういう話すきなのか。そういえば同じ構造のストーリーをニューハーフモノ(男性向け)で読んだよ。

・アンドシープ〜羊耳がこんなにキュンとする物だ都は知らなかったですよ!

・秘密の話〜作者の裏設定話の方が面白いですよ?

・エンドレスエンド〜クラスメートと誰も居ない夜の町であうというシチュエーションが面白い。この単行本のなかでは、一番面白いです。

不連続世界 (GUSH COMICS)

不連続世界 (GUSH COMICS)

基本的に作者の作品は男同士で好きになって悩む系の話で、結末は不安げに投げるモノがが多いような気がする。BL的な予定調和だけだと締まらないが、関係の不安定さを匂わせて余韻を残していたように思う。ところで、この単行本は、どちらかといえばハッピイエンドに読める短編が大多数です。それはラストが、これから二人の関係が始まることを予感させて終わるものが多いからだろうか。結ばれるまでを描いてしまえば、残るのは男性同志の恋愛の不安ばかり、あと作者の好みは近親相姦らしいし。だから、途中であれば、まだ二人が幸せになれるような、そんなこれからを想像する余地がある、と思うのです。

・不連続世界〜監禁モノ。P32〜P33の独白の意味がわけ分からん。

・スター!〜ダメっこ犬耳。気を引こうと格好をつける元スターがユカイ愉快。

・願ったり叶ったり〜生徒会の二人の女の子は、ぜったい出来ているようにしか読めません。

・クライマックス〜「いっそのこと死んでくれ」こういう台詞に良い意味での工業製品っぽさを感じる。もっと突き詰めて欲しいような。

・蜜三月密〜優しくしてなんか欲しくないなら、どうすればいいんだ!? 殴ればいいのか。蹴ればいいのか。

前略 (GUSH COMICS)

前略 (GUSH COMICS)

郵便局員の話なので、各話のタイトルが手紙に使われる言葉になっています。3部作。
・前略〜ラブレターを貰ったり出したりの話
・草々〜付き合っていることを確認するという高校生のカップルのような初々しさを感じる
・追伸〜メガネをかける話
のんびりした感じが良かったですよ?

読みきり
・暗夜行〜ツンデレ話?

・夜の休止符〜茜ちゃんが可愛い、近親相姦スキとか言ってる時点で作者のダメさがかなり感じられる