裁判員になる前に見たいアニメ作品とは?
色んな意見はあろうかと思いますが、私は、
「遠山桜宇宙帖 奴の名はゴールド」
を挙げたい。
このアニメは1988年製作の作品です。
下敷きになっているのは、「遠山の金さん」です。
SF仕立てになっていまして、未来の地球が舞台。
作中で、
主人公は、
突然、
人を裁判で裁く立場に立たされます。
しかも、裁かねばならないのは、自分の父親と、父親に両親を殺されたという男(しかも主人公を慕う女の義理の兄)というつらい立場です。
一体、主人公のゴールドは、どういった裁きを下すのか?
人を人が裁くというのはどういうことなのか、考えさせられる作品です。
裁判員制度の導入にあたって、観ておきたいアニメ作品!
などと言うと、
この作品も少しは今観る意味があるように思えるだろうか。
評価は分かれるだろうが、公開裁判シーンは、何か深い意味があるのかないのか、
私ごときでは判断出来ないスケール。
観たことがない人にはわからない説明ですが、今まで観たことのない人は、これから一生見る機会が無いと思うのですが、
何とか見つけてみて下さいな。
裁判が行われる場所というのが、巨大なコロシアム風の設備で何万人という観客(?)が見守るなか、
矢尾一樹演じるゴールドが、
巨大コンピュータ(このあたりが80年代)を相手に一説ブチかまします。
しかも人情モノ風の決着。
藤井一子演じるヒロインの演技は、イクサー3とタメがはれます。
- 作者: 結城恭介
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1987/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る