マクロス第24話


いい歌だなあ・・・・・・。

■TBSでマクロスの再放送が深夜放送していますが今週は第24話を放送してました。

この頃放送のアニメーションに関しては例えば昨日見たテレビ番組以上に印象に残っていて見返すと意外と細かい所まで覚えていたりします。ここで輝が反論するけど感情論がどうたらこうたらと議論するんだよなという記憶通りに展開していてこれこそ若い頃の記憶の無駄遣いだと思いましたヨ、こんな事なら漢字の読み方を覚えておいた方が良かったのです、そうすれば大勢の人の前で漢字を間違えて読んでしまいツッコミを受ける事もなかったろうに、ああもう!(後悔)

ところで第24話は仕上げが京都アニメスタジオなのです。後の京都アニメーション、なので誰かこの回について、

京アニが仕上げをしており素晴らしい出来栄え」

だとか、

「この頃から俺は京アニに注目していた」

「この回に京都アニメーションの後の(以下略)」

などと書いている人はいないだろうか? と思い超時空要塞マクロスについて書かれたブログなど探してみたが流石にそんな事を言っている人は見つかりませんでした。

もしかして、そんな事を思いついたのも俺だけ? 俺ってやっぱり、バカ?

まったく無駄な努力でした。

他のマクロスの画像を見てみようと検索したら、
http://jp.youtube.com/watch?v=P39cFXRU8uU

これ、マクロスの新作じゃねえよ!
http://jp.youtube.com/watch?v=4wYnlKlL7kE

全く、無駄な行為をして落ち込みました、

なのでマクロスFの画像みて、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2464300
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2274018

寝ます。


ところでマクロスの頃の河森氏の発言を読んで何だか必要以上にSFであることに拘っていた印象があります。例えば、ガウォークまではSFとして許せるがバトロイド形態はSFとしてはダメだみたいな事を言っていたハズなのです、記憶によれば。元々、ガウォークを主体メカにしたSFアニメの企画があって、それが流れて予備企画のマクロスを進めていたらヒット作品になった、といった話だったように記憶しているのです。この記憶が正しいとすれば、でも、戦闘機からガウォーク、バトロイド形態への変形、フォルムの美しさなどがマクロスの魅力なのだし、元の企画案のようにガウォークまでの作品であったら、どうなっていたのか? と再放送を見ながら思ったりしたわけです。次回作のオーガスにもガウォークは登場して、作り手としてはガウォークのアイデアに思い入れがあったんだろうなと当時も感じていましたが、でも自分は足だけでなく手足のある人型ロボットの方が格好いいと、何となく思っていました、本当に漠然と。

そして、当時はそのアニメがSFかそうでないかと気にしながら見ている人が、いたということですね。当時の雰囲気はわからないけれども、何かの本で、そういう話を読んだことがあるのです。
今、アニメをSFだ、いやSFじゃない、と見ている人は多分いらっしゃるのでしょうけれども少数派ではないような気がします。

……いや、本当に少数派なのか?
そして、今のアニメ好きは、メカの何に注目して見ているのか。

バトロイドがSFとして許容できるかどうかは別にしても登場するメカ、アニメでは人型のメカも多く登場すますけれども、人型かどうかはお約束としても、その世界でのメカの合理性というか、関心をもってみている人は多くいそうです。
アニメ系のブログを見ていても、登場する兵器にこだわっている人は多くいます、ただ設定考証はしていても、80年代がそうだったのかは自分も雰囲気をつかんでいないのですけれどもSFなのかどうか、という判断ではなくて、そのアニメ作品の世界観に沿って、似つかわしいかどうか、みたいな見方をしているような気もします。

気もします、というレベルでしか言えないのは、まあ、自分の理解に自信がないからですが。

ただ、最近アニメの感想を書いていたり分析をしている人を見る限りでは、ガチガチにSF設定考証して人型はそもそも合理的でないというような論争は、とうの昔に通過したというか、言う人がいても敢えてそういう話をしてみせるというか。
そういう意味ではリアルロボット創成期に拘って公にそういった発言をメカデザイナーが熱く語っていたのは、確かに人型よりもそうでない方が実用的かもという事を考えた事もありますけれども、当時、ある程度のSF的な教養を持っている人が中心に熱心に語っていたのでしょうか。それはそれで、熱くて楽しそうな雰囲気ですね、きっと。

もう、40年くらい人型巨大兵器が活躍しているアニメを見せられていると、そういう話題を口にするのも今更な感じがしそうで、今の自分の感覚では、アニメでは実在の機械とリンクはしているものの、アニメのメカニックというアニメ絵の中に存在する人工的なアニメのために存在するメカという認識なのです。動力がガソリンであろうが、未知のエネルギーだろうが、人の思いだろうが、アニメメカはアニメメカですし、その世界観の中でリアリティーがあれば、その形がどういう形態かは気にならなくなっているのです、少なくとも自分は。ちょっとくらい、不合理で不条理な設定でも、そこにそのメカがいるっと感じられればそれでいいのです。

どうなんでしょう、もしかすると総合的に考えている人もいそうですし、書いていて、更に自信がなくなってきたのですけど、まあ、大勢の人の前で漢字を間違えて読んでしまいツッコミを受ける様な生半可な人物が書いているので、考える力が不足しているのかも知れませんが。