筋肉ヒロイン、エロいよなー。

先日買ったm９のアレ。

m9 Vol.3 (晋遊舎ムック)

まず「サブカルチャー経済学」（田中秀臣）という連載で、トンデモマンガの世界

トンデモマンガの世界

に触れて、（山本弘は）「ベン・ダンの『闘う尼僧アレアラ』におけるマッチョなお腹論に突っ込みを入れた方が面白かっただろう。それに、ベン・ダンの最も面白い作品にまったく触れずに、ベン・ダンの画才を評価するのはフェアではない。」この部分を読んで、荷物整理をしていたら、先週WARRIOR NUN AREALA(ANTARTIC PRESS VIDEO)のアニメ版のビデオが出てきたことを思い出して。これがSPECIAL "OPENING ANIMATION"　EDITONという名の通り、OPしかないモノで、期待して買ったところ、見たあとに少しガッカリ！してしまった覚えがあります。先に題名を確認しとけ＞俺。一体、"OPENING ANIMATION"　EDITONって何なんだろうと思うのですが、もしかして、何かのイベントのOPで上映されたりしたんでしょうか？　日本のイベントのOPアニメを意識したのかもしれませんが。AREALAが94年開始だったと思うのですが、アニメ化は９７年だそうです。ところで、ちょっと思ったんですけど、女性の筋肉腹って自分も結構好きなのですけど、日本にも筋肉系の女性が好きな読者や作家がかなり居て、Theガッツ!みたいにネタにもされているんですけど、それなりに日本では人気があると思うんですよね、腹筋割れたヒロインが！　もしかして、贔屓目ですか？　でも同人誌即売会でも、その手の作家さんの本はそれなりにあって、買いますし。もともとアマゾネスものなんかも、そうした需要にこたえていたかもしれませんし(女優はへろへろかもしれませんが、日本人にとっては屈強に見えるレベル）、ボディビルの女性ビルダーに魅力を感じていた人もいるでしょうし。オタク的な部分では、多分、９０年代以降、対戦格闘ゲームのヒロインだとか、闘うヒロインがあふれ出していたし、土壌はあったと思うんですよね。少数派なんじゃねえの？　と言われると、自分としては反論する材料はないのですが、決して少ない存在ではないという印象はあります。なんかなー、ヒロインのお腹の筋肉は、エロいですよね？山本弘が好きな女ターザンものは、近接分野ではあるだろうけど、あの手の映画の女優のおなかは割れてなかった気がする、、、、ところで、このコラムの内容については、２つ感想があって、一つは、たとえ、増田本がどんなに素晴らしい主張をしていたとしても、やっぱりアメコミ解説部分でスパイダーマンとファンタスティック４を取り違えている部分は、なんだコリャ？？　と思ってしまうのは仕方ないよなーと思うのです。そもそもトンデモ本って、そういう作者の主張とか考え、視点とは関係なく、別の意味が読み取れる部分を笑って処理するというものだし。異読って、どんなに名作でも起こりえるんでは。あと増田本を否定的にみている山本弘や、あるいは唐沢俊一のアメコミ紹介部分が、どんなに酷いとしても、それは決して上記のような異読を妨げることはないんですよね。と学会の評価と関係なく、増田本のあやふやなアメコミ解説は、やっぱり笑えると思います。それと、関係ないですが、増田本が出る前に山本弘は、既に同じネタをロフト＋１などのイベントで挙げていたのを見たことがあるので、増田本の影響はあんまり関係ないんじゃないかも？と思えたり。二つ目は、このトンデモマンガの世界における山本弘や唐沢俊一の記事は、ホンの一部にすぎず、この二人の文章だけで、他の文章に全く触れていないのは、トンデモマンガの世界を取上げる上ではフェアではないのではないかと思うんですよ。何人もの筆者がいるうちの、しかも何十項目もある本のたった数記事のなかで。これは同一著者による本とは違いますよね。田中氏は本当にアメコミ部分にしか興味がないのだろうかと。他の記事は読んでいないのだろうか。他の記事を書いている人に対して、ちょっと配慮が足りない気がする。この本、アメコミというか海外マンガの割合って、本当に少ないのに。日本のマンガの記事だし。それと、増田本を取上げたのは、と学会のメディアだったから仕方ないのかもしれないけど、山本弘だし。記名記事だし。別に、と学会メンバーが共同してるわけじゃないし。同じ団体だからといって、同じ意見なわけないのになあ。あと、すぐ次の記事の「現代オタク文化批評」（多根清史）のマクロスF関連記事が面白かった。

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あー、確かに今は、８０年代と９０年代リメイク合戦だ！！、そういう視点が自分になかったんで、新たな発見。確かに視聴率より、録画の方がね、正確かもしれませんにょね？　ところで、どういう機関が録画のランクをとっているのか？　気になるのです。