プリキュアが48人になったら!?

(某勉強会用に書いた原稿をもったいないから載せます)


 ヒロイン同士の共演って楽しくて嬉しい! プリキュア東映アニメーションでは「千年女王」と「Dr.スランプ アラレちゃん」のヒロインが共演する特別番組を制作していたし、スタジオぴえろ(現・ぴえろ)の魔法少女シリーズOVA「艶姿魔法の三人娘」(1986年)や「魔女っ子クラブ4人組」(1987年)では複数の魔法少女ヒロインが共演している。そして「映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ虹色の花」だよ。総勢21人ものプリキュアが踊って歌って大活躍するよ!
 え? 歌と踊りって? 
 それはあとで説明するけど、ディズニーランドが成功しているように日本人はキャラクターが大好きだからたくさんのアイドルが登場するだけで皆な映画館でハッスルしちゃう。別の物語で活躍するヒロインが共演するなんて超素敵! またオールスターズDXの方法論はアイドル映画とも通じているよ。アイドル映画っていえば昔の角川映画原田知世のように人気アイドルを動員のために起用するっていうのがたくさんあったけど、むしろジャニーズ主演の映画の方が近いかな? ジャニーズってグループアイドルだから、映画の大画面で大好きなアイドルを観たいのはもちろんだし、お気に入りのアイドルが登場活躍するシーンを待ち望んでいるのも楽しい! 大勢の中から見つけ出すのも、もっと楽しいよ! モーニング娘。や最近のアイドルだとAKB48なんかもそうだよね!
 今は21人のプリキュアだけど、あと4〜5回目で48人になるよ。プリキュアオールスターズDXって、まさにアイドル映画なんだ! 戦いで格闘するのは、アイドルの舞踊と一緒! 叫びと必殺技は歌うことなんだ。ミラクルライトはコンサートのペンライト、サイリウムと一緒だよね。ところで現実のアイドルは恋愛の忌避ってルールがあるけどプリキュアたちは恋愛する肉体を持っていない。それがうれしいって思う。本物のアイドルは有限だけど、キャラクターは永遠だから。