中野のタコシェ様にて同人誌を委託しました。
先日委託した学習漫画100冊レビュー同人誌に加えて。
「メイド喫茶の起源はSM倶楽部ではなかろうか」論
という誌名です。
表紙は、右の画像の背景がオレンジ色となっています。
なおタコシェ様HPは、
実物は背景は緑色です。本日、店舗まで、持込みました。
表紙は、右の通り、拙い絵なので、手にとって頂けるか不安なところもありますが、
内容は、メイド喫茶が誕生する前に、
イメクラなどでは後のメイド喫茶で普通になっていた、
ごあいさつや、御主人さまとメイドに代表されるようなテーマ系の業態は既に存在していた、
という内容です。
なので、メイド喫茶のうち、そうした業態をモデルとした店舗があったのではないか?という素朴な疑問を元に、
過去の風俗系資料などを元に色々と考えてみたものです。
じゃあ、「メイド喫茶の起源はイメクラではなかろうか」で良いじゃないか、
という声を頂いたのですけど、
イメクラとSM倶楽部だとSM倶楽部の方が古いものですし、
イメクラ自体、SM倶楽部の影響が大きかったと思うので。
元々、風俗には、性的要求を満たすというストレートな目的がありました。
生存本能的な要求を満たすような。
しかし人間というものは単純に刺激だけあれば性的に興奮できるかというと違って、
そこに関係性であるとか物語を導入することで、もっと興奮出来るところがあった。
それの受け皿として80年代のSM倶楽部であるとか、90年代のイメクラが興隆したのではないか。
それで、メイド喫茶って、そういう物語性やロールプレイング的な要素を引き継いでいるはずだという素朴な疑問があった。
そこで、メイド喫茶誕生前のメイド系風俗(90年代には存在しました)の資料にあたって、
どう関係するか考えました。
あと、文学フリマで買ってくれた方から、
「結論が平凡で普通ではないか?」
という意見をいただいたのですけど、
個人的には、素朴な疑問を調べた本ですから、
結論にはあまり新鮮味がないかもしれないが、
そういう資料が意外と無いのでまとめた、
という回答をしました。
ちゃんとした資料になっているかどうかは別にして。
まあ、そこは読んでいただいて判断してもらうほかは無いのですけど。
と、話を無理矢理戻すと、上記の様にタコシェ様にて、奇跡の店舗委託が実現したので、
もしよければお手にとっていただけると幸いです。
あと以下の本もお手に取っていただければ幸いです。
・スペースかに暴動
・海外ニンジャ映画の本Vol.1
・海外ニンジャ映画の本Vol.2
・エロ雑誌にみるオタク(電車男編)
ニンジャ映画の本は、もうタコシェにしか在庫がありません。