(追加)しまった。大事なのが抜けていた。
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◆「徳川女刑罰史」(昭和43年、東映、監督:石井輝男、出演:橘ますみ、賀川雪絵、白石奈緒美、尾花ミキ、三笠礼子、沢たまき、他)
(ネタバレ?)
2008年の最初に見た映画のビデオが、「ペリーヌ物語」に続いて「徳川女刑罰史」でした。映画としては、有名な作品ですし、某アレで作品の一部分だけ観たことがあったんですが、通しでずっと前から見たいと思っていました。冒頭のシーンは有名ですが、呆気なさが素晴らしい。
三部構成のオムニバスですが、どの話も面白いです。エログロ描写を目当てに観た人がいるとしても、話には引き込まれるのではないでしょうか。でも、テーマとして刑罰の意味を問う訳ですが、これがつけたしっぽくて、とても良い味になっていると思う。当時の社会風潮的には、非難されそうな画像だけに、あくまで残虐な刑罰執行についての問題提起をしているかのように、疑問を持つ同心(でいいのか?)が独白するわけですよ、こんな刑罰が許されて良いのだろうか?と。
関係ありませんが、自白を引き出すための拷問は、別に刑罰じゃないからなあ、刑法に無理やりあ結びつければ、違法収集証拠(もちろん江戸時代は違法じゃないけど)と残虐な刑罰の禁止という論点が混乱したままろんじられているような気がする。
って、当時は捜査機関と裁判所が一緒で、当然同列に論じられませんけど、別に映画に影響ないです。
ただ冒頭で刑法学者の意見を引用したといっている割には付け足し感が増すのは確か。
江戸時代も捜査機関が自由に拷問できた訳ではなく、確か老中クラスの決裁が必要だったというのを何かの本で読んだことがありますし、実際の江戸時代とも、かなりかけ離れた描写なのは間違いないと思います、
そういう胡散臭さが、実は面白そうなんですけど。
お話では、同僚の同心の南原という人物が、拷問に楽しみを見出してしまった人で、苦しめること自体が目的化して愉しみになって、悦んで女性をいたぶりますが、どうもこちらの人物に感情移入してしまいます。欲望に忠実な人物だけに。
あと、第二部のレズビアン尼僧(賀川雪絵)が僧侶を好きになってしまい、彼を自分のモノにするために最後にはナタで首を切断、首を抱いたまま自殺するというシチュエーションが壮絶だという他に某「School Days」みたいだ、と思ったのですが、そういう感想がいくつくらいあるのか?と思い、ついでに確認してみようかなと検索したんですが、あまり見つからない。別の「スクールデイズ」という映画といっしょに感想を述べているブログならみつかったんだけど。
実は、あまり二つの作品は似てないのか?? と、自分の印象が当てにならないのではと少し考えます。