七高僧ものがたり8

今日は宗教アニメの感想です。

真宗大谷派のアニメ「七高僧ものがたり 歴史を貫く願い」。

その第八話 源信僧都、の回。

親鸞が称えた7人の高僧と聖徳太子を紹介するアニメシリーズです。
絵物語といった方がふさわしいかも。

ついに日本の高僧に話が移ります。

最初に源信は母から叱りの便りを受け取る。そして末法の世に人々を救おうと決心するシーンから始まる。

平安時代の中頃奈良県に生まれた源信は賢い子供で比叡山で学ぶことになる。延暦寺で秀才ぶりを発揮。出世にとりつかれ朝廷で講義したりする。しかし、お礼の品を母に送って喜んでもらおうとするが逆に叱られるのが序盤につながるのだ。

反省した源信は「往生要集」を著す。

途中で描かれる地獄の様子から欣求浄土の教えを解説。

往生要集のうわさを聞いた民衆が源信の元を訪れる。

「それ往生極楽の教行は、濁世末代の目足なり。」(往生要集)