七高僧ものがたり5

今日は宗教アニメの感想です。

真宗大谷派のアニメ「七高僧ものがたり 歴史を貫く願い」。

その第五話 道綽禅師、の回。

親鸞が称えた7人の高僧と聖徳太子を紹介するアニメシリーズです。
絵物語といった方がふさわしいかも。
この回は実写との合成もある。

生きているだけでも大変な時代の中国に生まれた道綽禅師は48歳で道を見つける。
イナゴや日照り、戦などで苦しむ村に生まれ、子供の頃に、お寺に預けられる。また北周により仏教が禁止される。まさに末法の世の中と皆が言う。そのため仏門を去る道綽禅師。

隋になり20歳になり仏門に自ら再度入る。
涅槃経を勉強し人々の注目を集めるが自分は救われるわけではない。行き詰る道綽曇鸞大師の教えに道を見つけ南無阿弥陀仏を唱える。

「今は末法の世。ただ、浄土の一門あるのみ」(安楽集巻上)