地方・オタク

http://d.hatena.ne.jp/derorinman/20061002
先週某所から東京へ戻ってきた知人が「田舎はちょっとね・・・」(趣旨)と力説してました、地方というよりトラウマになりそうな物凄い田舎に仕事でいたらしいのですが。
それは兎も角、自分もかつて地方に在住していたところ上のリンク先は読んでいて考えさせられました。

(個人的な感想)ふと、こみパの南さんを思い出してしまふ。
ちょっと思い出話すると、リンク先でも触れられていますが、確かに地方の同人誌即売会って女性ばかりなのです、しかも中高生。以前、地方即売会に参加した際に18禁同人誌を頒布するに気を使ったり。でも、個人的には地方でもそれなりに楽しく過ごした覚えもあるのですが、ハンディがあるのは確かだと思います。

そして、アニメ関係のイベントは京阪神も良くわからないのですが、人からの受け売りですが、例えば自主映画などの上映会なんかは、東京意外かなり厳しいという話も聞いたことがあります。

自分も数年前大阪であるアニメ上映イベントを開催したことがあるのですが、そもそもフライヤーを置く場所とか無いのです。東京は他の店で行われるイベントチラシも置かせてくれるお店がかなりあります、そういうお店を自分も何件も知っています。でも伝え聞くところによれば、大阪近辺では、「なんで他のお店の箱の宣伝を家でおかなければならんのか?」という反応が多いらしいと。置かせてくれるお店が、せいぜい「まんだらけ」くらいしか思いつかない。
東京から大阪に行って成功したイベントの話を聞いてみると、元々大阪方面につてがあったり、ネットで元々基盤があったりとか、ある程度の環境が必要だということでした。まあねえ、例えば、上記リンク先で紹介されている沖縄の比嘉さんのように全国的な知名度があれば別かもしれませんが(講談社の雑誌で取り上げられるなどのアドバンスは大きいのでは)、東京でイベント開催している人が地方に進出するには、かなりの人脈や知名度は不可欠なんでしょうな。よほど人脈とかツテとかコネとか、あと伝統とかないと厳しいかもしれません、名前のあるオタクさまならわかりませんが、自分には無理だと思います。そもそも友人少ないし!

で、東京について書けば、ネットなどで宣伝する方法以外にも、足で稼ぐ方法が可能です。チラシを配りまくるのです。マニア向けショップ、イベント・同人ショップなどで配布させてもらう、などなどの方法で、知名度が無くても人を集める可能性が、ぐっとあがるのです、努力で。そういう意味では、東京は何か始めやすい、本当に。そういった環境の違いも大きい気がします。まあ、今は日本橋などで置かせてくれる店が多いのかもしれませんが。でも東京でも同人イベント以外だめという店も多いし。まあ、わかんね〜。少なくとも地方に帰ってそういう店が見つかるのか?
リンク先で例に挙がっているアニメ会も少なくとも東京近辺のイベントでかなりの量のフライヤーを見かけました、同人ショップでもかなり見かけました。話によるとメンバー自身がフライヤー配布してたそうですが、やったことのある人はわかると思いますが、ショップや即売会にチラシ配るのは、とても大変です、重いし。でも地道な努力が今の活躍にもつながっているのかなぁ、と思うのですが。
その地道な活動を行う場所も地方では無く、厳しい、と思うのです。本当に有名なオタクなら違うでしょうが。

上記ブログに自分もコメントしようかと悩むのですが、個人的な感想以上のことは書き込めないので、どうしようかな?勇気が出たら書き込むよ。とりあえずメモ代わりにリンク張って置きます。すいません。