◆アニメスタイルイベントに行く。 :”>

アニメスタイルイベントに行く。

第45回アニメスタイルイベント「新房監督の来ない新房監督作品特集」
ぱにぽにだっしゅ!』や『さよなら絶望先生』等で知られる新房昭之監督作品に関するトークイベントです。ただし、新房監督自身は来場せず、他のゲストが監督の仕事について語るという趣向です。
【出演】大沼心、高山カツヒコ、龍輪直征、小黒祐一郎(予定)
Open 16:00 / Start 17:00 /End 20:00
¥600(飲食代別)

http://www.style.fm/

別に、アニメスタイルにお金を貰っているわけではないが、非常に観客として興味深く良いイベントだと思います。現在のロフトプラスワンでチャージが600円のレギュラーイベントって、シネマ秘宝館を除けば、このイベントくらいしか思いつかない。まあ、入場料が安いだけのイベントではなく、アニメ業界関係者が登壇して現在のアニメ事情などについて話を聞けるというのは、非常に貴重な機会だと思います。

今回の不満点を一つだけあげれば、TVK視聴者だけでなく、テレ玉で『俗・さよなら絶望先生』を見る人のコトをホンの少しだけ配慮してくれれば嬉しかったです。
まあけど、実際にテレ玉で見たアトでいえば特に出演者が軽くネタバレしたのには全く問題が無かったです、ああ確かに出演者が言っていた通りだわ、でも予想を斜め上に行くアレな出来が素晴らしいので、あれなら事前情報があっても問題なかったです。

そして今回の面白かった点は、某大槻さんの歌がロフトプラスワンで流れているのは別にオカシイことではないのだけれども、本人がいないで聞くのは新房昭之監督がその場にいないのと同じくらい面白く感じたわけですよ!


これがっ!
これがっ!
ロフトプラスワン・マジックというものかっ!?


このイベントは、毎回必ず行くというイベントではないのですが
(というか人気イベントゆえに入れるかどうかも分からない回もあるんですよ! 昨年10月に行われた第42回アニメスタイルイベント『天元突破グレンラガン』大グレン団公開打ち上げの回なんかは、長大に続く列を遠巻きに眺めながら、その場を立ち去ったものです、出演が今石洋之(監督)、中島かずき(脚本・シリーズ構成)、大塚雅彦(副監督)、錦織敦史 (キャラクターデザイン)、すしお、久保田誓、雨宮哲、ほかって、このメンバーならそりゃ満員ですよ)、
このイベントに来るたびに、ああ俺って本当にアニメーション見てないなあという思いにふけることが出来ます。出来ますって、まあDVDショップやレンタルビデオ屋サンに行けば見たことの無いアニメ作品があふれているわけですけど、実際に関係者が話しているのを聞くと断然興味がわいてきますけれども、それが見たことの無い作品だと悔しくて仕方ないわけです、人は自分が持っている分だけ多く持って帰れるのです、こんな場合は!少ない自分はもって帰る分も少ないのですよ。

予習しないとなー。


ところで、このイベントを見ていると、アニメを語るという行為について考えさせられます。アニメスタイルでは現場の人々の意見を聞けるわけですが、知識や業界関係話など、いくらどんなマニアでも現場を知っている人には敵わないのでは?という思いに捕らわれてしまいます。いや、ファンとして語りたいコトはファンなら誰でもあるのだろうけど、感想や予想を超えて語る言葉というのは、普遍的に届く言葉には、一体何があるのだろうか?というコトを少しだけ考えてしまうわけですよ。
壇上で観客の演出意図に関する質問に答えている途中に、大沼心氏は、製作者の意図とは別に自分で自由に感じてかまわない的な話をされていたように思うのですが、実はそれって非常にハードルが高い行為なのではないか?と単なるアニメファンの自分は考えてしまったのです。
あるキャラクターが好き、この回のストーリーが面白かった、今後こうなるのでは?ということをブログで書き散らしている自分(それも最近減ってきた)ですが、好きな気持ちを踏まえて、演出の意図や狙いを予想するのは非常に楽しい行為でありますし、アニメファンの醍醐味でもあるんですが、あれ?でも?アニメ制作現場でどういう風だったのか知っていれば、もっと理解出来るのでは?と思うことが多くありますし(知人のアニメーターの人と飲んでいても、現場を踏まえていないと本当は理解出来ないのでは?という感想を抱くことがあります)、自由に考えることも楽しいのですけど意図を知りたいという要求は考えれば考えるほど強くなるような気もします。まあ、本当の意味なんて製作者にもわからない部分があると思いますけど、それでも”わからないんだよ!”と言い切るには現場を知っている必要があるのではないだろうか?という風にも思えるのですよ。
多分、答えは出ないし、いつでも製作者に確認できるわけではないので、自分の予想ニアイコール妄想は果て度無く続くのですが。答えの出ないまま考える悦楽は、でもきっとあります。だから、未だにアニメとか観てるわけですが。


あー、でも「製作者よりもファンである自分の考えるアレの方が正しい」というのは妄想としてはレベルが高そうですが、アニメ鑑賞のアレとしては、正しいのか??という疑問がいつも残るンですけどね〜。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! DIRECTORS' WORKS / アニメスタイル編集部・編 / 株式会社スタイル
isbn:9784902948059 
買うかどうか悩んだ、買わなかったー、今頃激しく後悔中。


そして、今回も行ってしまいました。

日本オタク大賞2007」
1年間を代表するアニメ、映画、特撮、ゲーム、フィギュアに至るまでオタクネタを総ざらい!拡散と浸透、普遍化とタコ壺化の果てに、07年オタク業界はいかなる作品を生み、いかなる人を失い、いかなる問題を抱えたのか?毒舌コメンテーターたちが2007年のネタを縦横無尽に語り倒す!オタクの明日はどっちだ?
そして今年は何が大賞に選ばれるのか、お楽しみに!
【出演】唐沢俊一鶴岡法斎石黒直樹東海村原八、他の予定。
Open17:00/Start18:00
¥2000(飲食別)
THANK YOU SOLD OUT!!!
申し訳ありませんが、チケットは全て完売致しました。

今回は、イベントとして、ここ数年で一番完成度が高かったのではないでしょうか?
いや、マジで。
テレビと違って、ライブで見る価値があったと思います。
すっきりしていて、見ていて非常に楽しめたのですよ。
きっとテレビ放送も見るよ?
TV放送が楽しみだー!!
大賞という形で、オタク関連情報を複数の方がトークするという形式は、イベントとしての面白さもありますが、そうした場で昨年の出来事の中からコレかも? という流れで大賞が決まる過程こそ、一番見ごたえがある部分だと思います。
チケット買ってくれた某氏に感謝ですよ!


あと、上記出演者には掲載されていなかったですが、オトナアニメという雑誌とアニソン雑誌でライターをされているマエダさんという人が、今回壇上の話を聞いてみた限りでは、他の出演者に負けず劣らずスゴイっぽい。某誌のランキングを元にアニメ業界を概観し独自の意見を交えた上で解説、そして個人賞は裏のアレ(笑)と、一貫して自然に話せるところから、読者としては安心して読めそうな気がします。こうしたライターさんは、現場に触れる機会も多そうだし、自分の予想や推測を取材で確認する機会もあるでしょうし、プロとしての努力もあるんだろうなと思います。確かかなりお若い方だと聞いているのですが。それと雑誌のカラーなりを意識して業界をウオッチしていれば、自らの好みを超えた見識なんかも得られるのでしょうかね。仕事であれば、出版社やメーカーの資料を見る機会もあるでしょうし、アニメ制作現場ではなくともそれにアクセスする機会が多いのでしょうか、アニメ雑誌の皆さんは?アニメ雑誌はアニメ情報を伝えることがビジネスですから、専門情報雑誌制作の現場というものが、確固として存在しているような気がするのですけど。

少なくともネットで流れた噂や推測などを、自分の意見だと思い込んで嬉々として話す人がいます〜例えば俺だー! 〜けれども、それらとは違い推測を裏付ける機会があるのと、少し離れたところからアニメ制作現場をみ続けているのが、こうした方々の強みなのだろうか? とイベントを見ながら考えたりしました。

でも、ファンやマニアの人でも、独自かつ様々な知識・視聴体験に裏打ちされた意見を持って発言している人もいらっしゃるので、なんとも油断出来ないのですが。

来年も開催するのを期待してます。



ラブひな
コミックス、ウチにあるはずなのに、みつからねー!

ラブひな(14)<完> (講談社コミックス)

ラブひな(14)<完> (講談社コミックス)

ラブひな(10) (講談社コミックス)

ラブひな(10) (講談社コミックス)

買いなおしたー!

ラブひな(13) (講談社コミックス)

ラブひな(13) (講談社コミックス)

ラブひな(11) (講談社コミックス)

ラブひな(11) (講談社コミックス)

ラブひな(8) (講談社コミックス)

ラブひな(8) (講談社コミックス)

久しぶりに読み返すと、色々忘れていたり、
でも新しい発見があったりと、ラブひなっていい作品ですよ!

(以下略)

◆ああ、俺と何冊も同じ本を買っている
って、それだけでリンク張られたら先方に迷惑な気もしますが、明らかに、「先方⊃当方」という感じで。同じ本を買っているのではなく、俺が買うような本は全て既に読破済みと言い換えても。漫画読みの人の漫画・同人誌購買力は凄い物ですなあ。買うという行為に躊躇いがなさそうなのがスゴイ、勝てない、と思いました。という小学生のような感想。



あとロフトプラスワンでこんなイベントが。

出遅れてチケット買えませんでした!!

創聖のアクエリオントークイベント「神話的新年会2008 〜合体の軌跡〜」
OVA、劇場版、主題歌再燃、そしてパチンコとアクエリオンの年と言っても過言ではない2007年。ついに、前回の「神話的釈明会」では話したくても話せなかった裏話を堂々と公開できる日がやってきました!! 大暴露大会になること必至!?釈明会でも話せなかった真の釈明とは?怒涛の劇場版制作秘話公開!?こんなところにも合体が!? 合体○○○○誕生秘話!!
アクエリオン満載のスペシャルイベント! もちろんプレゼント抽選も実施予定ですよ!!
【出演】河森正治(監督)、寺島拓篤(アポロ役)ほかゲスト来場予定!
Open18:30/Start19:30
¥1,500(飲食別)
飲食別:別途+1オーダー(ソフトドリンク¥500〜)制となります。
THANK YOU! SOLD OUT!!!


ぐおー、近所のローソンが閉店して、チケットが買えねぇー!!!!当日料金設定がないところが、このイベントの人気の程を予想させます。

bootleg! presents
天元突破グレンラガン最終発掘完了編』公開収録大座談会!!
話題のガガガムック『天元突破グレンラガン 基礎工事編』スタッフ主催による『グレンラガン』イベント開催! その内容は2008年2月発売予定の下巻『天元突破グレンラガン 最終発掘完了編』に完全掲載! 放映終了後も衰えることのない人気の『グレンラガン』新年初イベント!!

【構成・司会】大塚ギチ(ガガガムック『天元突破グレンラガン』シリーズ企画・編集・構成)
【出演】今石洋之(監督)、中島かずき(脚本家)、大塚雅彦(副監督)ほか豪華ゲスト乱入!!
【協力】GAINAXアニプレックスガガガ文庫
Open18:30/Start19:30 ¥2500(飲食別)
前売はローソンチケットにて1/8〜発売(Lコード:31945)


何か無ければ、行きたいイベント。本も買ったし。

永山薫presents
「2007-2008マンガ論争勃発」どうなる、どうするマンガ界?
商業誌・同人誌を取り巻く、マンガ文化の危機とは?表現規制著作権問題、海外進出、コンテンツ行政の今を徹底討論!2007年12月に発売された『2007-2008マンガ論争勃発』(マイクロマガジン社刊)の編著者と登場陣が提起する、新世紀マンガ論争。「性急に敵味方判定して罵倒し合う前に、やることがあるんじゃないのか?」「人の話を聞け!」
今、熱い時間が動き始める!
最新情報は、マイクロマガジン社サイトにて発信中。
http://www.microgroup.co.jp/mm/
【出演予定】市川孝一コミケット共同代表)、三崎尚人(同人誌研究家)、境真良(社会学者)、伊藤剛漫画評論家
【交渉中】東浩紀(哲学者)、白田秀彰(法学者)、金田淳子社会学者)ほか、
『2007-2008マンガ論争勃発』登場陣
【司会】永山薫漫画評論家)、昼間たかし(ジャーナリスト)
Open18:30/Start19:30
¥1500(飲食別)※当日券のみ



チラシでは、山本弘氏が大フィーチャーされていました。
多分、山本氏他出演者の、動画観、動画論、動画史観などの話になるのではないかと思うんですが、
どうなんでしょうね??

「面白映像探索隊」
Youtubeニコニコ動画にアップされている膨大な動画の山。その中に埋もれている傑作映像を発掘しよう! 爆笑の編集動画、驚異のCG技術、感動のバカ職人芸……。その進化の歴史をたどるとともに、注目の最新作をウォッチング。こんなの一人だけで楽しむなんてもったいない!
【出演】山本弘眠田直唐沢俊一
1月8日(火)Open18:30/Start19:30
前売¥2000/¥2300(共に飲食別)
前売はロフトプラスワン店頭にて12/20の20:00〜発売

余韻も何もないですが。
終わり。