もう既に過ぎ去った時間の話なのだが


■眼鏡の話
ロフトプラスワンに行ってきました、新宿歌舞伎町にあるトークライブハウスです。
今回は
エロマンガ・スタディーズVol.1」
(出演:しばたたかひろ(OHP)、伊藤剛(『テヅカ・イズ・デッド』著者)、永山薫)というイベントでした。予定よりも15分早く始まっていたため序盤見逃しました。観客は見渡せば30代以上の男性が大半を占めてそうな印象が。
そもそも自分自身エロマンガについては初心者なので話についていくのがやっとですよ!
秋葉原K-BOOKSとらのあなメロンブックス等に休日前の夕方以降に行けば、エロマンガを大量に(〜数十冊)買っている人を見かけます。すごいよ!そういう人は雑誌も買ってチェックしているんだろうな。彼等は休日にそれらの本を読んで過ごす訳で、とても自分は金銭的にも体力的にもそこまで読めない。ですから、そういう人の知識には太刀打ち出来ないですよ。読んでいない分野だけに知識がないのは仕方ない。
今回はあまり身構えず面白そうな本の紹介がないかなーとトークを聞いていた感じです。
壇上の議論で興味を引いたのは、まずコアマガジン寡占化状況。売れ筋ランキング(とらのあな通信など)をまとめると上位をかなりコアマガジンが占める状態がここ数年続いているとの事だった。出演者も意図せず「これは面白い」と思った作品が、またコアマガジンだった、ということがあるそうだ。何故コアマガジン独走なのか?は自分は想像もつかないが、理由の分析は余りなかった気がするが、どうなのだろう?
また郊外の書店独自の売れ筋が存在すると言う指摘。マンガ専門店での売れ筋とは違いがあるのだそうです。壇上の話では在庫の様相も違うみたいだったが、個人的な経験では流石にとらやメロンに敵わないものの郊外書店は意外とエロマンガが充実している様な印象があるし、本屋以外でもDVDショップ奥の成人向けコーナーにエロマンガも大量に配架されているお店も知っていたので、自分がイメージした郊外のお店とは違うのかもしれない。定型が、おばあさんが1人で店番しているような小型店舗のことなのだろうか。
メジャーへの引き抜きの話も面白かったがマンガをちゃんと作れる人の需要が高くなるのは当然なので、そのレベルをエロマンガでも確認出来ているのですね、プロの編集者さんは凄いなー。
個人的には第二部の具体的なマンガの紹介が面白かったですよ。RaTe新刊のマンガは面白そうなので読んでみたい。
あとANGEL CLUB(超美少女コミック誌エンジェルクラブ)には規格外のマンガが多いらしいという理解で正しいですか?
終盤に告知で色々ありましたが、壇上の方がシンポジウムに出演するとか、マッドサイエンティストカフェの人が、夏に眼鏡男子イベントを行うそうです。帰り際にSF大会で企画していたアレですか?と同人誌を買いつつ確認したら、そうだと言う話なので間違いないだろう。
で、関係者の方にお世辞だとは思うが「なかなかの眼鏡男子でいらしゃる」と言っていただきました。嬉しかったですよ!俺に惚れてはいけませんよ?眼鏡男子好きな婦女子の皆さん。・・・いや違う、ほめられたのは俺ではなくで、きっと眼鏡だ。・・・少なくとも俺は理系じゃないことは確かなのです、まあとりあえず。


眼鏡つながりでもう一つのロフトプラスワンイベントについて書きます、最近ロフトプラスワン自体は何度か行っているのですが、日記で書いてなかったですね、そういえば。
山本弘『超能力番組を10倍楽しむ本』発売記念「オカルト番組のウソを暴いちゃえ!」”
というイベントの話を書き忘れていました。内容はもう誰かが書いていると思うので個人的な感想を書けば、山本弘氏が最初「このイベントでは皆さんにも質問しながらすすめます」といった事を話していたので、きっとTRPGっぽく進めたかったのではないかと思う。山本氏がゲームマスターで、シナリオはテレビ番組、画面に現れたナゾを会場の人々と解き明かしていくという雰囲気で。非常にイベントも楽しかったので本も読んで見ます。
で、思い出したのですが山本弘氏といえば、RPGの人でもあるわけでして、以前、こいでたく氏と組んでTRPGのマンガ原作をしていたのですよ。

この漫画本は基本的には原作者の山本弘氏と同様の背景を持つ山本弘というキャラクターが少年少女(+変なヤツ)にTRPGを説明していくという展開、物知りお兄さん+少年少女で、キャラクターの台詞によれば「学習マンガの黄金パターン」で進行します、ふと考えれば山本弘氏の「超能力番組を10倍楽しむ本」でも、

超能力番組を10倍楽しむ本

超能力番組を10倍楽しむ本

その黄金パターンを使っているわけですが(物知りお兄さんでhなくお父さんだが)、これは山本氏のお得意なのかお気に入りのパターンなのか!?
いや、書きたかったのはそういうことではない、
眼鏡の件だ。
表紙が上記asinでは表示されないんだけれども、主要キャラクターに混じって、1人表紙に眼鏡っ娘っが!描かれているのですよ、眼鏡でブレザーが可愛いですよ、でも本編に出てこない!登場しないよぉ!?(正確には眼鏡っ娘は登場するけど同じキャラか同定出来ない)ああっ!眼鏡っ娘への純愛を利用して騙されたのか、俺は表紙に騙されたのか?!
何故そんな眼鏡キャラが表紙に描かれることになったのか?この件については、発売後10年以上経っているが、是非、ホビージャパンと、原作(ネームまで担当)の山本弘氏と、作画のこいでたく氏に説明を要求したいものですヨ。(本気にする人はー、いないとおもうけどー、冗談だからなー?ははは・・・)多分眼鏡でブレザーなキャラが描きたかっただけかも?


そして、同じ山本姓つながりで山本景子作による、眼鏡マンガ!

Cica cica boom 1 (マーガレットコミックス)

Cica cica boom 1 (マーガレットコミックス)

眼鏡っ娘の女の子が眼鏡研究部に入部する話。直球過ぎるネタ!時東ぁみ推薦だし!主人公のかける眼鏡が野暮ったくてステキだ!
ネタバレになるが、女の子をかばって眼鏡を壊してしまう主人公憧れの眼鏡男子の先輩の行動が、眼鏡原理主義者の方の目から見るとどう映るのだろうと思ってしまいます。

以上、眼鏡についての日記でした。

あと、ネイキッドロフトで行われる以下のイベントにも行きたい。

2007年4月9日(月)
鶴岡法斎のエログロハイセンスVol.10 〜最暗黒の妄想、そして奇想〜」
何気なく暮らしている日常に「魔」「怪」「変」「妙」は潜んでいる! それらを提示して「生きるためのヒント(もしくはノイズ)」を見つけ出そうという試み。無駄話のなかにこそ本質がある。ゴミの山に財宝が隠されている(ような気もする)。濃厚暗黒トークが堪能できる一夜。
【出演】
鶴岡法斎
新田五郎
小林銅蟲(『ねぎ姉さん』作者)
OPEN18:30 / START19:00
¥1,200 (+1drinkから)<当日券のみ>


そして、しつこいけど、
2007年4月7日(土)12:00開場12:30開演アニメ関係のイベント


「埋もれたアニメを語る〜あなたの知らないアニメの世界〜」
・流行りモノばかりがアニメ作品ではない!メディアでは滅多に取り上げられないアニメ作品を発掘して語ろうという企画。過去の珍作や埋もれた迷作などのアニメ作品を共に楽しみましょう。
・また観客参加企画として、あなたが、”語りたい・見せたい作品”の持込紹介も大歓迎!!(なお10分以内で紹介をお願いします)
・出演:バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)、かに三匹(かに温泉)他
・ゲスト:交渉中
・¥1000(飲食別)※持ち込み作品持参の方はチャージ¥200割引。
・場所:新宿 ロフトプラスワン
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個人的には、「この作品は別の見方したら面白くないか」「こんな面白い作品があるんだ!」「何故このアニメが注目されないんだ?!」「このアニメはもっと評価されていいはずだ!」という方のプレゼンを期待しております。

■略して、くもちゅー
さっきまで見ていたチ●ージ●ン●!より100倍丁寧だ。