ザ・ドラえもんズのヒロインが素晴らしい

ザ・ドラえもんズドキドキ機関車大暴走

ザ・ドラえもんズドキドキ機関車大暴走

こんにちは! ぼく、ぼく、ぼく・・・。
ここで気軽に「ボク、ドラえもんです」(大山のぶ代と言えるほど思い切りがよけれヴァ、私はとっくに成功者となっていたでしょう、一生働かなくても暮らせるだけの財産を手に入れて、残された余生はドラえもんのことだけ考えて過ごせたことでしょう。でも、私にはそんなことは出来ませんでした。それくらい、「ボク、ドラえもんです」という台詞が私にとっては重い、重すぎるものだったのです。言い澱んでいた私に知人がこっそり教えてくれました。

ザ・ドラえもんズの映画に登場するヒロインは、この手の映画としては有り得ない位カワイイ」

という情報を。

人生の敗北者とソレほど負けてない境界線をうろうろしていた私は、彼の言葉を信じて、何作かザ・ドラえもんズを確認してみたのですが、確かに仰るとおり、登場するのは確かに90年代的美少女ヒロインだったのでした。
彼がどのヒロインを思い浮かべていたかはわかりませんが、数あるヒロインの中で「ザ・ドラえもんズドキドキ機関車大暴走」に登場するロビンが私の心の何かを捕らえてしまいました、まあ活躍場面も多いし。おじいさんと一緒に整備していた蒸気機関車で、ドラえもんズと一緒にエネルギーカプセルを届けにパワーセンターに向かうんですが、劇中、ロビンは帽子にオーバーオール、登場時点では男の子みたいですけど、これがいい。男の子っぽいキャラが実は女の子だった! という設定には萌えるものがあります。これがエンディングのドレス姿の可愛さを引き立てます。このオーバーオールで月宮あゆを思い出しました、なんか。帽子がずれて、髪の毛が現われて女の子であることがわかるんですけど、予想通りでも、ここは盛り上がる、画面も俺の心も。あとドラ・ザ・キッドが放ったおんぼろ機関車という言葉に反発する描写だとか、後で伏線として回収される場面のロビンがとてもいいんです。

お話の方も熱いモンがありますけど、まあですね、登場するドラえもんズ以上に印象深いヒロインだと思いました。


同じDVDに収録されていた、21エモン劇場版も、色々熱い話です。