「Mangaファッション論争勃発!」(VOGUE)

http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/manga/20090527_2/index.html

VOGUE(ヴォーグ ニッポン)7月号

http://db.vogue.co.jp/magazine/issue.aspx/contents/year,2009/month,june/model,ナターシャ・ポーリー/editor,-

でマンガ特集が組まれていて、生まれて初めて買ってみたわけです、この雑誌を。

最近のモードが日本のマンガを連想させるそうです。

また、
来日するデザイナーやクリエイターは日本のオタクカルチャーに夢中でお土産に持ち帰った作品を、
クリエイションに反映させるそうなのです。

それで、表紙には「村上隆が考える『ファッションとマンガ』の関係とは?」という文字があってですね、それが、「村上隆とオタク・エキスパート」による対談「Mangaファッション論争勃発!」という記事なのです。

参加者は村上隆とオタクエキスパートの森川嘉一郎、川原和子

人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた

人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた

金田淳子(じゅんこ)。
表紙から想像したように村上氏中心ではなくて、村上氏よりも森川嘉一郎氏の発言が中心の対談となっていました。

基本的な内容はかつての電車男ブーム以降に述べられた論点をなぞっている印象ではあります。
しかし、ファッション雑誌がオタク文化を理解する必要はない、創造は誤解から生まれるといった森川氏の発言は面白いと思った。
他は、川原和子が指摘するネーミングセンスとそれらを共有し流通させるオタク文化の醍醐味であるとか金田淳子(じゅんこ)の日本オタクカルチャーの様式美といった発言など。

なお「Mangaファッション論争勃発!」というタイトルは、この本が元なのでしょうね。

マンガ論争勃発2

マンガ論争勃発2


他にもマンガプリントの服やらコスプレっぽいだとか。