げげげのおにたろう(え?きたろうなの?

◆今日の学習漫画
memo:精神医学を扱ったマンガにはどういうものがあるのか?

(新刊)

マンガ 心のレスキュー―パニック・不安・うつ・不眠な時

マンガ 心のレスキュー―パニック・不安・うつ・不眠な時

マンガで読む 大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方 (こころライブラリー)

マンガで読む 大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方 (こころライブラリー)

マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low

マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low

マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!

マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!

僕の部下がうつになった…

僕の部下がうつになった…

「パニック障害」メディカル・ガイド (マンガ こころbooks)

「パニック障害」メディカル・ガイド (マンガ こころbooks)

マンガで考える精神病理

マンガで考える精神病理

マンガで治そう不登校 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

マンガで治そう不登校 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

うつ病―こころの確かさを求めて (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

うつ病―こころの確かさを求めて (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

ボケ老人 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

ボケ老人 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

ストレスと心臓病 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

ストレスと心臓病 (シリーズ マンガ精神医学・こころの診察室)

心の漫画―私達の森田療法外史

心の漫画―私達の森田療法外史

うつ病のマンガが、かなり多いです。マンガにおける日本社会の反映なのか?
なお弘文堂は、「シリーズ マンガ精神医学」というシリーズを9種類出していたようです。
うつ病 ②心臓病とストレス ③母親と子育て ④不登校 ⑤過食症・拒食症 ⑥分裂病 ⑦アルコール中毒 ⑧性 ⑨老人 分裂病(今では統合失調症が一般的)など今では使われない言葉もあるみたいで、全て発行されていたのか、確認したいところ。

あと、心理学専門の大学教授がマンガを描いてしまったシリーズ「心の授業」。
絵が味わい深いです。

マンガ『心の授業』ファースト―自分ってなんだろう

マンガ『心の授業』ファースト―自分ってなんだろう

マンガ『心の授業』サード―自分づくりをはじめよう

マンガ『心の授業』サード―自分づくりをはじめよう

こころライブラリージュニア シリーズ?

大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリー)

大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリー)

下はマンガではなさそうですが。
先生、教えて! なぜ、好きにしちゃいけないの? (こころライブラリー)

先生、教えて! なぜ、好きにしちゃいけないの? (こころライブラリー)

マンガではないのですが、メモとして。
隠蔽された障害―マンガ家・山田花子と非言語性LD

隠蔽された障害―マンガ家・山田花子と非言語性LD

精神医学からみた漫画の深層 (1983年)

精神医学からみた漫画の深層 (1983年)


◆下下下の着たろう
先週のゲゲゲの鬼太郎がアクション面で面白かったのが、今回はいつもの妖怪横丁脱力系ギャグ話。なんだかなー。
いや、こういう話嫌いじゃない。メイド服対決とか、時代にあっていると思いますよ。
こういう展開になると、バカの一つ覚えのように、
「妖怪が人間の経済社会に取り込まれているようで鬼太郎らしくない」
という方がいらっしゃいますが、そんなの四十年前の鬼太郎から、銭儲けに走る妖怪って多かったと思うのですが。
きっと妖怪も貧乏暮らしはつらいんだよっ!
ネズミ男は言うまでもないです。
適当に思いついたのですが、例えば第4期の三人の刺客の回なんて展開こそコメディーですが、ぬらりひょんという金持ち妖怪に雇われざるを得ない、まさに貧困妖怪の問題が根底にあるわけですよ、多分。
他にも本物の妖怪がおばけ屋敷を開業する話だとか、あと大金を儲けてオカシくなる半魚人の話だとか。多分挙げればきりが無いですよ。妖怪とお金のかかわりエピソードは。
妖怪も地球を実質的に支配している人間と関わるためには、貨幣経済を学ぶ必要があるわけですよ。
むしろ、かつて描かれた都市の下水道暮らしのアズキ洗いだとか人間よりも酷い暮らしを強いられていた妖怪よりは、人間社会の戯画ではあっても、今回の様にああいう商売で大騒ぎしている妖怪たちの方が幸せそうで、見ていて楽しいし、癒されるんですよオレは。

妖怪は人間社会とは隔絶あるいは超越した存在であってほしいという気持ちも分かりますけどね、それを先鋭化したのが、今後のぬらりひょんだったりするかもしれませんが。というか、人間社会も妖怪社会も超越した存在であるぬらりひょんと、人間・妖怪社会の架け橋的な存在の鬼太郎が対立する構図だったら、格好いいかなと期待しているんですが、五期では今後どうなるのかなあと思うわけです。

第4期の腑抜けなぬらりひょんも好きですけど。

で、鬼太郎らしさって、何だよ?と言われると自分も困るなーと思ってしまうのですけど。
まあ、頼りない人間に代わって悪い妖怪をやっつけてくれるヒーローで、いいかな、総じて。クールさは、スパイスとして。


そして、先週は、かまいたりとの空中戦がスピード感の塊みたいな回で。プリキュアの格好イイ回並みに爽快感があった気がする。作画監督の出口としおの絵がなんかいいと思ったのは。出口としおといえば、ひみつのアッコちゃんの第三期なのですが、ネットで見かけた、ひみつのアッコちゃん(第4期)主演アッコ 釘宮理恵というのは、本当なのかガセネタなのか。


ところで、先週の鬼太郎ですが。”酷い作画だった”という意見が一部ある一方、冒険的、とか擁護意見もあったのですが、やはり綺麗に絵が描かれているのだけが、いい作画だと思っていらっしゃる方が、もしかするといらっしゃるのでしょうか?

先週の戦闘シーンのキャラの”崩し方”など逆に自分は面白いと思ったのですよ。
あれは、”崩れた”のではなく、迫力つけるための意図的なデフォルメではないかと。

鬼太郎の髪の毛がブワッとなる場面だとか。指鉄砲でかまいたちを撃墜するシーンだとか。オレはシビレました。戦闘アクションの楽しさがあったと思います。

アニメ番組は別に動くグラビアじゃないと思うんですよね。
もちろんキャラが美麗に描かれた方がうれしいんでしょうが。


(以下事情により引越してきました)

◆やっと伊勢田監督に竹熊氏が会えたようです。

http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70029/17638359

いや、本当は、自分のコミケのスペースのすぐ近くで、竹熊氏に紹介したXXX氏と話しているのをお見かけしたので、きっとお会いしたのだろうなと思っていたわけですが。
今更ですが、色んな人に好きな作家さんを知って欲しい反面、知る人ぞ知る的な感じでいて欲しいような気もスるのがマニア心。

◆もちろん知ってますよ!*の使い方は。
昨日行ったイベント。「アニメの門」場外乱闘編 VOL.3 総括2007

「アニメの門」場外乱闘編 VOL.3 総括2007
Newtype誌で「アニメの門」を連載中のアニメ評論家・藤津亮太とライターの小川びいが、縦横無尽、融通無碍、唯我独尊、針小棒大に2007年のアニメを振り返る。現在ゲスト調整中。
【出演】藤津亮太小川びい
OPEN18:30/START19:30
¥1000(+1order)

個人的な感想ですが、面白かった。

縦横無尽、融通無碍、唯我独尊、針小棒大に2007年のアニメを振り返る。

藤津亮太氏の抱いているテーマだと思うのですが、トークの最中に織り込まれる今後のTVアニメの行く先というか、そういう話が興味深かった。http://blog.livedoor.jp/personap21/archives/64855069.html
←藤津氏のブログでいえば、ここでも述べられているような話に関連する話、だと思う。ゲストの佐藤竜雄監督との話も、もしかすれば、そこに収斂するのかと思ってみていたのだが、すいません、自分なんだか第二部の後半疲れて、しばらくボーっとした場面もあって、某名言のアレ(固有名詞含むし書いちゃまずいのかもしれないので具体的には書きませんが)でハっと意識が覚醒・集中しましたけど、番組を作るのって大変なんだなぁ。そうですよ、アニメ作品であるのと同時に、テレビの番組なんですよね、アニメ番組って。当たり前なのだけれども、当たり前過ぎて意識していなかった部分を語っていただいたのが、イベントに行った甲斐もあろうというものです。ハイ!
まあ、それ以外のバカで無茶で熱い話も面白かったのですが。例えば小川びい氏のトークですけど、キッズ向けアニメあるいは玩具販売促進系アニメ好きというか、そういうトークが燃えていて楽しかったです、聞いていて。更に危険ともいえる無茶なトークは他人事ながら心配してしまいます、さすがにS監督の前で某アニメについてアレだとか。そしてランキングのトークでは、一体結果がどうなるのか、まだネットに掲載されていないのですが、どう修正されんのか気になる。あと、出だしが遅れたので、最初の自己紹介が聞けず、壇上を見ていて、きっとこの人が、雑破業氏なんだろうなあ〜と思っていたのですが確信を持てず。誰かが名前を呼ぶまで保留状態というか、はやく出演者が名前を呼び合わないかなと思っていたりしたんですが、こんな感想は自分以外の人間には関係ないですよね?読んだ人お疲れ様です。半年後くらいに次回があるらしいので。
あと、ぜんぜん関係ないのは分かっていますが、http://style.fm/as/05_column/some386.shtml

先週行ったイベントのアレ

「面白映像探索隊」
Youtubeニコニコ動画にアップされている膨大な動画の山。その中に埋もれている傑作映像を発掘しよう! 爆笑の編集動画、驚異のCG技術、感動のバカ職人芸……。その進化の歴史をたどるとともに、注目の最新作をウォッチング。こんなの一人だけで楽しむなんてもったいない!
【出演】山本弘眠田直唐沢俊一
Open18:30/Start19:30
前売¥2000/¥2300(共に飲食別)
前売はロフトプラスワン店頭にて12/20の20:00〜発売

「一人だけで楽しむなんてもったいない」という言葉通り、ああいった画像は1人で見るのと大勢でみるのとでは、印象が違います、当然ですが。期待していた歴史的な部分はかるくあっさりとしていましたが、個別の映像のネタで見せていく展開、むしろ例えば山本氏で言えば冬コミ新刊準拠の映像ラッシュが主題。ああいう分類をしてしまうのが、オタクのゆえんなのかどうなのかそうなのかちがうのかまったくだ。出演者それぞれが、微妙に傾向の違う映像を紹介しているのが、三人の個性なのです、きっと。そして、そもそもロフトプラスワンには某オールザッツバカ映像という面白映像を紹介するイベントが既にあるのですが(あと面白漫画倶楽部というイベントもあるけど「面白」という言葉しかカスっていませんケド)、志向の違いもあるし、面白映像探索隊は主催者の趣味もあるしオタク系に収斂したイベントなので何もかも違うのでしょうけど、両イベントとも全く映像が被らないのが、これって驚きなのでした。ああ、世の映像は無限大、探せば何かがきっと見つかるに違いない。世の中に眠る映像を今後も探索していただきたい、ぜひとも。